甲状腺ホルモン亢進症

イライラ、神経質、疲労感、不眠、下痢、動悸、多汗、暑がり、息切れ、無月経

甲状腺ホルモン低下症　橋本病

症状　臓器の新陳代謝が低下する。
高コレステロール血症

無気力、感情鈍麻、易疲労感、集中困難、（うつ病や痴呆類似症状）体重減少、寒がり、便秘、むくみ、こむら返り、過多月経、皮膚乾燥、高コレステロール血症

ホルモン補充療法
チラージンS（T4）（あすか製薬）
（25μg）（5０μg）（100μg）の錠剤あり。割線割り出来る
初期投与量　２５
維持量　　１００〜200

生物学的半減期　１週間
１日１回　空腹時朝食前（いつでも良いとの説も）

T4投与でまずFreeT4が正常化し、遅れてTSHが上昇する。TSH上昇前に症状が改善する。
治療初期は２週間に一度、維持量が決まったら６ヶ月に一度血中濃度を計測する。

抗うつ薬との併用で抗うつ薬により反応するとの報告あり

高齢者は、心悸亢進のため狭心症誘発のリスクがある（投与可）、分服も考慮
慢性腎不全では、自覚症状が甲状腺機能低下症に類似し、T4も低下しているが、TSHは正常値であり、補充療法は不要。
紹介先
高井内科クリニック（大船）糖尿病が専門
呉クリニック（藤沢）
伊藤病院（渋谷）